代表挨拶

カワニシカバン代表川西の挨拶

こんにちは株式会社カワニシカバンプロダクト代表取締役の川西功志(あつし)と申します。

カワニシカバンの前身はカバンの下請け工場です。
たくさんのカバンを少数の仲間と数台のミシンで1個数百円〜数千円の加工代を頂いて作るのが僕らの仕事でした。

仕事に対してのプライドとか誇りというよりも、如何にして早く作って利益を出すか?そんなことばかり考える日々でした。
ところが、ふとまわりを見た時に疲弊してしまっている仲間や自分に気付きました。それが嫌になり、単純に加工代を上げるという行動にでました。

その結果2017年4月、全く仕事がなくなる体験をしました。
ちょうど現チーフデザイナーの阿部が入社した月でした…

その時僕には2つの選択肢がありました。

①勉強して自社で商品を開発して自分たちで販売していく
②今までのお客様に頭を下げて加工代を下げて仕事をもらう

僕は、『勉強して自社で商品を開発して自分たちで販売していく』道を選びました。
けれど、めちゃくちゃ大変で本当に、本当に全然売れませんでした。というより見向きもされませんでした。
知られていないということは存在しないと同じことだなと実感しました。

それでもひたすら挑戦しました。
商品開発から始まってインターネットでの販売や、フリーマーケットで販売していたこともありました。
クラウドファンディングに挑戦したり広告を出してみたり…
そうやっているうちに少しずつ応援してくださる方が増えてきました。
とは言え、まだまだ田舎の小さなバッグメーカーです。それでも僕らだから伝えれるメッセージや商品があると信じています。

カワニシカバンの経営理念は『ながく愛されるものづくり』です。
カバンは買った瞬間ではなく使っている時にこそ真価が問われます。だから一切の手抜きは許されません。
そしてよりながく使ってもらうにはお客様にそのカバンを大切に使ってもらわなければなりません。
だから僕ら職人やスタッフは、お客様に愛される必要があると考えおり、そのために知ってもらわなければならないのです。

あの人が作ったカバンなんだから大事にしよう

そう思ってもらえるようになることで、1歩僕たちの経営理念につながります。
さらに、ものを大切にする文化の浸透につながると信じています。

だからこそ、ぜひ一度手にとってみてください。絶対に後悔はさせません。
もし届いた商品が気に入らなかったら返品していただいて大丈夫です。
心配なことがあればSNSを通じて問い合わせてください。
僕をはじめスタッフ一同、一丸となりご対応させていただきます。

最後になりましたが、カワニシカバンに興味を持っていただき、そしてここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

代表略歴

1981年生まれ。

2000年3月香川県立高松工芸高校を卒業後、自動車整備士、古着屋の店員、webデザイナー、などを経て2006年某バッグ工場に従事。

そこで、30歳以上も年上の熟練の職人さんに怒られながら、技術を習得。カバンのサンプルの作 成から裁断、縫 製、納品まで一貫して管理。

2012年4月バッグ工場に従事する傍ら、夢だった古着屋cheeseを開店、 しかしカバンの生産の方が忙しく2013年の終わりごろから古着屋 cheese内でバッグの製造を開始。どんどんバッグの製造に追われる 様になり古着屋を閉店し2015年6月カワニシカバンproductとしてカバン工場を創業。

2018年3月30日株式会社カワニシカバン設立。
20201211日高松市太田上町に生産現場が見えるファクトリーショップをオープン。

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