カワニシカバンでは仕事に対してどのように考えるかを言葉にしています。理念体系とも言いますがそういう言葉は少しむずかしいので僕らは『カワニシカバンの考え方のすべて』とし、日々の仕事の正しさやお客様との関わり方の基準にしています。
ことの発端(創業の精神) : 挑戦 すごい!という感動と誇りを求めて

株式会社カワニシカバンプロダクトの前身である、カワニシカバンproductはミシン2台で2015年6月9日に創業しました。当時はアパレル・バッグの下請けの仕事を中心に製造しておりました。
あるスタッフから「旦那に『お前は楽な仕事していいなー』と言われた」と聞きました。
何もわかってない!と非常に悔しい思いをしましたが、もし、私たちがルイヴィトンやエルメスのようなハイブランドだとしたら、そんなことを言われただろうか?と考えると、自分が無力であるばかりにスタッフに嫌な思いをさせていることに気づきました。それ以来、挑戦を繰り返し、少しずつですが成長し続けています。
私たちの挑戦がお客様と私たちの感動と誇りを作ると信じてこれからも挑戦していきます。
根本的な考え方(経営理念) : ながく愛されるものづくり

カバンは、買った時ではなく、使っている時にこそ、その真価が問われます。売ったら終わりの商品ではなく、お客様とながく付き合える、まるでパートナーのように大切にされ、愛される、カバンを作るカバンメーカーで在ることを目指します。
そのためにカワニシカバンのカバンは企画、デザイン、素材選び、製造方法、情報発信、お届けの細部に至るまで研究し、お客様があいするにふさわしいものづくりを目指し、実現します。
社会への挑戦(経営の目的) : ものを大切にする文化の浸透

使い捨ての文化が、ながく続く現代の文化に変革を起こします。
そのために、お客様が大切にしたくなる、大切にするにふさわしい、愛するに値する商品づくりを研究し実践します。
私たちの作る商品は手で作ります。
それが故の痛みも苦しみもあります。それを乗り越えた先にカバンがお客様にとって、ただのモノではなくパートナーといえる存在になれると信じています。
そういった商品を作り販売することで、私たちの文化が生まれると信じているのです。
目指す未来(ビジョン) : 100年後のビンテージ

使ってくれる方が大切にしたくなる商品、みんなが愛するにふさわしい商品を作り、お届けすることこそが私たちの目指す仕事です。
その先に、私たちの商品がたくさんの人に愛され、100年後にビンテージと言われる未来を目指します。
私たちがつくるもの(ミッション) : Craft tha Precious -あなたの特別を-

私たちの理念と目的を実現するためにはお客様にとってPrecious(特別)な存在になるものづくりを行う必要があると考え、それを私たちのミッションとします。
お客様にとって特別な存在になるために私たちは日々努力し、成長します。
私たちの目指す職人像(人事理念) : 愛され応援される輝く職人さん

カワニシカバンで働くスタッフは全員職人と考えます。
全員が何らかの形でものづくりに参加し、個々のできることに誇り持ち商品を作り上げます。
さらに私たちは笑顔も勉強もチャレンジも大切な仕事の一つと考えます。
これら一つ一つの積み重ねがお客様や仲間から、愛され応援され輝く職人さんに近づくと考えます。
いつか、だれかに『カワニシカバンの職人さんなんですね。すごーい』
と言われる日を全員で目指します。
ものづくりの心構え(技術理念) : 誠実謹製

誠実とはお客様に尽くすことであると考え少しでも早くお届けすることが誠実さに繋がります。
謹製とは、一つ一つ謹んで、心を込めて作る。相手のことを敬って作るという意味がある言葉です。
私たちのものづくりには、早さと丁寧さを要求されます。
その両輪が最高の商品に繋がります。
無駄な時間をかけるのではなく、まごころをかけ、お客様に感動を伝えましょう。
毎日やること(行動指針) : 心を込めて “あたりまえの” 実践

あ…「挨拶」相手を見て挨拶をしよう
た…「大切」お客様、仲間、業者さん、道具など自分たちにとって大切なものを大切にしよう 5S
り…「理由」「理屈」理由を考え、理論、理屈を学ぼう
ま…「前向きに迅速に」前向きに目標を立てて迅速に挑戦、行動しよう。物事のいい面、悪い面を知って前向きにやるべきことを迅速に行動しよう。
え…「笑顔で明るく元気」笑顔は愛されるのに必要な要素です。笑顔で過ごそう。
の…「納期厳守」納期は約束して守るもの。小さな約束をしてしっかり守ろう