ルイ・ヴィトンのルーツはバッグや財布じゃなくてトランクです!

ルイ・ヴィトンと言えばものすごい知名度の誰でも知ってるブランドですよね。
みなさんのってどんなイメージですか?
セレブな感じ、高級ブランド、おしゃれな感じ、まあいろいろあると思うのですが、元々は一体どのようなブランドなのでしょうか?

本日はそんな、ルイ・ヴィトンの初期について紹介します♪

1821年フランスで生まれる

ルイ・ヴィトンの創始者であるルイ・ヴィトンさんは1821年、フランスのスイスと国境のすぐ近くのジュラ地方アンシェイ村で製材所の三男として生まれました。

パリへ

ルイは14歳の時、父親と継母との折り合いが悪く家を飛び出し、そのまま都パリに向かいます。
が、日銭を稼ぐために道中で雑木林を間伐する仕事などをしていました。
彼は実家の製材所で働いていた経験があるため木材の仕事には精通していたそうです。

ようやくパリに継いたルイ少年はパリで荷造り用木箱製造職人兼荷造り職人(レイティエ・アンバルール)の見習いとして働きはじめました。

フランス随一の木箱職人へ

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30歳になるころにはフランス随一の荷造り用木箱製造職人兼荷造り職人として名を馳せました。

当時は、鉄道の普及しはじめた時期で、貴族達は鉄道を使って旅をすることに目覚めたようです。その旅行の際、衣装や装飾品の荷造り用の木箱の中に入れて運んでいたのです。
自分専用の荷造り木箱を専門の職人さんに依頼するというのが、通説です。

ナポレオン3世の妻ウジェニー・ド・モンティジョ。なので皇后ウジェニーですね。
彼女の華麗な荷造り木箱の製造や荷造りはルイ・ヴィトンがほとんどしたそうです。
それほどまでに認められていたんですね。

[voice icon=”http://kawanishikaban.com/wp/wp-content/uploads/2017/01/kao_sl.jpg” name=”カワニシカバン” type=”l”]ナポレオン3世の奥さんである皇后ウジェニーのトランクも作っていたんですね(驚)[/voice]

1854年結婚そしてアトリエ ルイ・ヴィトンの設立へ

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1854年5月、ルイ・ヴィトンは、エミリー・クレマンス・パリオーと結婚そして、その年カプシーヌ通り(当時はヌーヴ・デ・カプシーズ通り)にアトリエ ルイヴィトンを設立りました。

これがルイ・ヴィトンというブランドの始まりなのです。

開店して数日後、自作のトランクを発表、防水性のあるグレー地の『グリ・トリアノン・キャンバス』を発表、その布地を用いたトランクを生み出し、「ルイヴィトン・マルティエ(ルイ・ヴィトン・荷造り用木箱製造職人)」としてルイ・ヴィトンのブランドがはじまったのです。

[voice icon=”http://kawanishikaban.com/wp/wp-content/uploads/2017/01/kao_sl.jpg” name=”カワニシカバン” type=”l”]ルイ・ヴィトンは元々バッグや、小物などのファッションアイテムのブランドではない。と言うのは聞いていましたが、荷造り用木箱屋さんだったんですね。というかこれはトランクですね。[/voice]

まとめ

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今回はルイ・ヴィトンというブランド、というかルイ・ヴィトンさんがルイ・ヴィトンとして売り出すまでの道のりをまとめてみました。
今のルイ・ヴィトンのイメージとは違って、なんだろう、宝箱みたいなのを作っていたんだな〜っていうのが率直な感想です。笑
やはり、必要なモノというのは時代や背景に付随して、その時代やその場所にあわせてつくられるんだろーなーと思いました。

ルイ・ヴィトンに関する記事をまとめたページを作りました!

《もくじ》ルイ・ヴィトンに関する記事をまとめました。 | バッグの縫製工場|カワニシカバン
ルイ・ヴィトンに関する記事が溜まってきたので、もくじを作りました。
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ルイ・ヴィトンについてはいろいろ紹介しています。よかったらどうぞ。

ルイ・ヴィトンはダミエをなぜ誕生させたのか?ヒントは偽物 | バッグの縫製工場|カワニシカバン
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