ルイ・ヴィトンがシャンゼリゼに出したお店と当時の鞄

モノグラムを完成させたルイヴィトンはその後どうやって現在の地位を築いていったのでしょうか?
実はこの頃大体100年くらい前から現代にも残るデザインの元が完成されているのです。
そのあたりを紐解いて行きます。

アメリカへ渡りルイ・ヴィトンの商品を売り歩く

ジョルジュ・ヴィトン(創始者のルイ・ヴィトンの息子で当時の社長ですね。)はその後アメリカへ渡航、ニューヨーク、シカゴ、フィラデルフィアなどの様々な街を旅行し、その訪問中にもヴィトン製品を売り歩いていたそうです。

素晴らしい社長ですね。
作った商品を自分で売り歩く。たしか吉田カバンの創始者も初めはそうしていたと聞いています。まあ吉田氏とジョルジュ氏では状況が違うかもしれませんが。。。

スティーマーバッグの誕生

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1896年にモノグラムを発表した後の1901年にスティーマーバッグを発表しました。
このスティーマーバッグは畳んでしまえば、トランクの中にしまえるのです。

実はこのスティーマーバッグ、ドアに引っ掛けて使える船旅の洗濯物入れのバッグとして使われていました。(スティーマーは蒸気船という意味です)

そんな長い船旅だけではなく、車や馬車での移動もあったでしょう。
そん中で、折りたためる洗濯物入れバッグは当時重宝されたのではないでしょうか。

底の4スミを革で補強して鍵付きで大きく開口する口、実際にドアノブに引っ掛けて使えるように作られてあるハンドル部分など非常にデザイン性の高いバッグですよね!

これがモノグラムを用いた最初のバッグだと言われています。

カワニシカバン
う~ん確かにカッコいいし、斬新なデザインだと思いますが、元々洗濯物入れというだけあってちょっと使いにくそうだと思ってしまいました。(´-﹏-`;)

1914年シャンゼリゼ通りに旅行カバンの店としてルイヴィトン第一号店をオープン

スティーマーバッグの開発後、ルイ・ヴィトン社はキャンピングカーの先駆けとなる自動車デザインを発表したり、自動車レースに参加したりとやはり旅行に関する事業を手がけていっています。
他にこの頃のルイ・ヴィトン驚くべき点は、創業者の孫のジャン・ヴィトンとピエール・ヴィトン(なので当時の社長ジョルジュ氏の息子に当たる人)は、航空機へ情熱を傾け、ヘリコプターと飛行機の原型となる物を1909年、1910年にパリで行われた国際航空展示会で発表しているんです。

さてその後ルイ・ヴィトン社は1914年シャンゼリゼ通りに念願だった当時世界最大の旅行カバン専門店をオープンさせたのです!

飛行機旅行用にカバンを軽くする

その後1924年には『キーポル』を発表します。
キーポルは飛行機で旅行をするためのカバンで、できるだけ重量を軽くすることが重要でした。
キーポルは現在定評のあるスピーディやドーヴィルの原型となったかばんだと言われています。

キーポル

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スピーディ

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ドーヴィル

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まとめ

いやー。ルイ・ヴィトンはすごいとは思っていましたが、まさか飛行機やヘリコプターのデザインまでしているとは思いませんでした。
作っていた鞄としては、当時は人が世界へ気軽に移動でき始めた時代だったため長期滞在できる旅行用の鞄や移動手段に適した鞄が重宝されていたのでしょうね。

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