1977年にサンディエゴに設立された「グレゴリー・マウンテン・プロダクツ」以後30年間、バックパックを中心に製品を生み出しているブランドですが、創設者のウェイン・グレゴリーさんは、バックパックのフィッテイングにこだわったそうです。
そんなグレゴリーのこだわりを今日は紹介したいと思います!
グレゴリーの成り立ち
冒頭でも言いましたがグレゴリーは1977年にウェイン・グレゴリーさんによってサンディエゴに「グレゴリー・マウンテン・プロダクツ」を設立しました。
ウェイン・グレゴリーさんは22歳で一度サンバード社というエクスターナルフレームパックの製作をめざしましたが、1973年に解散、その後フリーのデザイナーとして寝袋やテントなどをデザインし、その後1977年に「グレゴリー・マウンテン・プロダクツ」設立したそうです。
グレゴリーのバックパックへのこだわり
グレゴリーが作るバックパックのこだわりはフィッテングにあります。
ウェインさんは
正しくデザインされたパックは背負うのではなく「靴のように身につける」
と、いう考え方のもと背負い心地のよいバックパックを作っていたそうです。
彼らがバックパックを作る時に、最も大切にするのは、
ユーザーが背負った瞬間から「着る」ように完璧に身体にフィットするパックをつくること
だそうです。
一人の情熱的な創業者が今のグレゴリーのフィットに対する哲学になっているんですね。
バックパックのフィッティングとは
さて、グレゴリーがこだわっているフィッテングですが、具体的にはどういうものなのでしょうか。
体に合ったバックパックを選ぶ時に大切なのは比較的身長と思われがちですが、フィッテングには背中の長さ(背面長)が一番大切だそうです。
正確な背面測定をすることで自分にピッタリのバックパックを見つけます。
バックパックを背負うことで重要なのは腰への正しい荷重分散で、自分に合ったサイズを選び、腰位置でウエストベルトをすることでバックパックの荷重をいい感じで分散します。
グレゴリーの商品の紹介
さてそんなこだわりいっぱいのグレゴリーのバックパックの紹介をしたいと思います。
デイパック
まずはコレでしょう!的なデイパックです。
この形のデイパックが発売されたのはなんと30年以上前なんです。
これぞグレゴリーといった感じではないでしょうか
ZULU 35 ズール35
クロスフロー・サスペンションという仕組みをとり入れ荷重移動機能を維持し、パック重量に応じてよりよいバランスを生み出しています。
背面に空気を循環させ、暑い時の通気性のみならず、寒く濡れた環境下での防水アウターウエアの通気性も向上させます。
ウエストバッグ
最後はバックパックじゃなくてウエストバッグの紹介です。
こちらも定番のウエストです。
持ち運びしやすいコンパクトさなんですが、大事な財布や携帯などの貴重品をしっかり収納できるサイズ感が定評ですね。
最後まで読んでくれてありがとうございましたm(__)m
グレゴリーってアウトドア系のブランドっていうイメージでしたが、
只者じゃないな。笑
っていうのが今回調べてみた感想です。
僕は元々古着屋からのカバン屋なので、どうしてもタグに目が奪われがちです。
が、タグで年代を知ることも面白いかもしれませんが、グレゴリーというブランドがどういう考えのもとバッグを開発しているのかを知るのもとてもおもしろいですね。
さて、今回いろいろグレゴリーの商品を紹介しましたが、バックパックを買う時は実際にお店に行って、バックパックをキチンの試着して買うのがいいんじゃないでしょうか?
購入を検討の方はぜひ一度お店に行ってみては??