ネガティブって聞くとなんだか暗いイメージですよね。
意外とものづくりしてると意外とネガティブなことが多いなーと僕は思ってるんですよ。
当然、人それぞれだと思うんですけどね…
けれどネガティブさがあるからこそ僕は商品に深みが生まれると思うんです。
今日はそんな話です。
仕事なんてネガティブさの塊じゃない?
ぶっちゃけね。こんなこと言っちゃだめだと思うんですけど、仕事ってネガティブなこと多くないですか?
業種によっても違うと思いますが、納期、予算、クオリティ、トラブル、クレーム、、、本当に上げるとキリがなくて、そのたびに苦悩したり、苦しんだりするんですよね。
それらを解決しようと思ったらね。僕らが提供できるのは、お金と時間と労力だと思うんですよ。
責任はやめることじゃなくて続けることだと思う
でね、失敗とか不良品を出してしまった時、お金で解決できることばかりじゃないじゃないですか?
時間と労力をかけて解決したり、頭を下げる時は下げたりね。意外とこの時間と労力が苦しかったりするんですよねー💦
時々、大失敗をした時に責任をとって辞めます!なんて話を聞いたりするけど、いやいや待って。自分が辞めてもなんにも解決にならんし。ただ逃げたいだけやん。ってなったりするなーって思います😅
だってね。僕がカワニシカバンを辞めるってなっても何も価値を生まないでしょ。なんにも生まないです。ただなくなるだけ。どんなにしんどくても、失敗してもお客様の期待に答えられなかったとしても続けることでしか価値を生まないじゃないですか。
うちの人気商品のseowL(セオエル)もricchyL(リッチーL)もabb(アベベ)も続けて来たからこそ人気になってくれたんだと思うんですよね。それが責任だとおもうんですよ!
洗練されたデザインの意味
ちょっと話がそれたんですけど、ネガティブさに戻る前に、カワニシカバンでは色々言葉に定義があるんです。
その中で『洗練されたデザイン』と言う言葉にも定義があるんです。
ちなみに『洗練された』意味は
洗練されていること、よく磨かれて整っていること。
「洗練された(せんれんされた)」の意味や使い方 わかりやすく解説 Weblio辞書
だそうです。(いまいちよくわからん😅)
けれど僕らにとっての洗練されたデザインって、納得するまで作り込むってことにしてるんです。
だから商品になるまでに何度も何度も作り直すんですよ。実働?アナログ?で洗練されたデザインを目指すんです。
やからしんどいんですよ。ほんまに。
でね、現状の僕らの答えを商品にするんです。時々カワニシカバンの商品はカバンではなくカバン作りです。って言ったりするんですけど、その中で形として出ているのが、洗練されたデザインを目指して出た答えの一つだから、これからもその追求は続くと思ってて、その追求する姿勢もひっくるめて商品だと思ってるんです。
ネガティブさと深み
ここでやっとネガティブさがでてくるんですけどね。
ってことは、
『サンプルのカバンができたワーイワーイ。じゃあこれ商品でーす!!』
って100%ならないんですよ。スタッフ全員からの意見改善点はもちろんなんですけど、作っている本人が一番自分を否定してしまうんです。自分の作ったものを否定してしまうんですよ。本当にこの商品がお客様に愛されるのか?って。
周りからの否定は多少ムッとしたりもするんです(人間だから仕方ない)それはそれでいいんですけど、自分からの否定はメチャクチャ重いと僕は思うんですよ。すごくネガティブになってしまったりもするんです。
けど、多分これはチャンスなんですよ。ホンマに。苦痛で痛くて痛くてどうしようもないんですけど、そこまで苦しんで出した答えなんだったらもうまわりの意見なんかどうでもいいし、むしろ、それはわかる。けれどこっちのほうが良い!なぜなら…って答えれるんです。こうなったらもう全員が味方だと思うんですよね。
それでも実際に販売して売れないこともあります。
そこまで思いつめて生み出した答えを世の中に出したて売れなかった時は、まあまあ絶望するんですよね。じつは、うちも結構ありますしね。笑
でもね、そういう時にこそ周りの仲間がいるんじゃないかなーと思います。
また前向して改善すればいいだけですからね。
まあ続くと辛いっすけどねー笑
(最後に)文章書いてて少し熱くなりました。
なんだかブログを書いてて少し熱くなってしまいました。
改めて、いい商品作るって重いなーって思いました。
がんばるぞーーー!!