自社バッグブランドでやってしまった4つの失敗

自社バッグブランドでやってしまった4つの失敗

カワニシカバンは2017年から自社で開発した商品を販売していこうと決めた元下請け縫製工場です。
そんな僕らが自社バッグブランドやったら、カバン作れるからめっちゃ強いやん!!
という浅はかな考えのものスタートしました。笑
そこで僕がやってしまった4つの失敗をご紹介します。
当然ですが、どれもちゃんとやれば成功すると思いますよ😅

目次

高価格帯商品での失敗 ー値段が高いだけじゃだめねんですよ

よく言うじゃないですか。中小企業や小さい企業は高価格帯の商品を作れ!と。
で、当時僕らもやりました。
がんばりましてん。ホンマにそれでできたのが、これ

って写真がないので、明日取ります💦

そんなに悪くないでしょ?
いやーそんなに悪くないんですよ。悪くないと思う。
けれど、これが10万円となるとチョット高すぎたし、なんかねちゃちい感じだったんですよね。

それでこのカバンをある社長さん(けっこういいものいっぱい持ってる。LOUISVUITTONとか)に見せたんですけど、もうね、これでもっかって言うくらいケチョンケチョンに言われて、撃沈しましたよ😅

高価格帯商品はそれだけのする理由がじゃないとだめなんですよねー😅

クラウドファンディングでの失敗 ー100%は達成したけど…

初めてのクラウドファンディング
初めてのクラウドファンディング

旅行に、仕事に、子育てに。3通りの形を持つ大容量の帆布×レザーのトートバッグ
これは初めてしたクラウドファンディングで110%を達成して大成功!!みたいになってるけど、
まずよーーく見てください。達成金額554,880円になってます。
さらに2割はクラウドファンディングサイトが取りますので、443,904円が僕らの取り分になります。

更によーーーく考えてみてください。サンプル作って、撮影して、ページ作って、量産して、1つ1つ商品発送して、ってこれ全然金額足りてないんですよね(・。・;

やったら目標をもっと高い金額にしたらいいやん!!ってなりますよね。けれど、そうしてしまうとカワニシカバンとしての立場があるし、ほら、やっぱり、ねえ。売上欲しいやん。

けど、実際そうで、当時は儲かってるかどうかはおいといて、本当にありがたい売上でした。

オーダーメイドでの失敗 ー着地点はどこ?

意外とめちゃくちゃ難しいのはオーダーメイドなんですよね。
ぼくら、商品としてカバンを開発する時には本当に何度も何度も作り直して最高の状態を求めてるんです。だいだい10個くらいのサンプルは作ってると思います。

けどね、オーダーメイドとなると30万円くらいのオーダーメイドで大体4回くらいのサンプルで決めないといけないんです。これの感覚が全然ない状態で、10万円くらいでオーダーメイドを受けてたんです。
これはしんどい。いやー。適当に妥協して。これで行きます➡はいどうぞ。みたいなのだったらいいんですけど、こだわるでしょ。そうは問屋がおろさないんですよ。

じゃあ値上げしまくったらいいの?ってなったりするでしょ。値段を上げたら上げたで、怒られたりするからね。
そうそうオーダーメイドはなんか怒られたり、嫌なこと言われたりする。それに着地点がわからなくなるし、オーダーメイドで一生懸命作ったものを自社で販売するかどうか問題もあります。

高い金額を払って世界で1つのカバンを作ったのに、半年後とかにほとんど一緒なカバンを僕らが売ってたら嫌なんじゃないかなーと思うんですよね。

というわけで、失敗とは言わないですけど、いまだにこうする!という方向性を出せてないのがオーダーメイドなんですよね。

イベント出店での失敗 ー知られてないのは存在しないのと同じこと

イベントはホンマにいろんなのに出ました。
フリマみたいなのにも出ましたもんね。
メチャクチャ安売りとかもしたんですけど、

全く売れないんです!マジで!!

ほんまに素通りですよ。みんな。
やから、まずは知ってもらおうと思って、色んな所に顔だして、僕を知ってもらってそれで、今度〇〇マルシェに参加します!なんてFacebookとかをアップしてやっと来てくれるって感じですよ。

帆布のカバンを3000円にしても売れなかった時は衝撃でした。

(さいごに)なんだかんだ言いながらも続けることしかない気がします。

今回このタイトルにしようと決めてからブログを書き始めたのですが、じつは、全然失敗は思い浮かばなかったんです😅
なんでかと言うとですね、ぼくらここに上げたこと全部続けてるからなんです。
途中で切り取ったら失敗かもしれないけれど、やり続けたらそうじゃなくなっていくんですよね。

成功の反対は失敗じゃない。行動しないことだ!!

なんて言いますけど、ほんまにそうやなーと思います。
失敗は多分過程なんでしょうね。
とはいえ僕らも成功とはまだまだほど遠いですけどね😅
ほんとやり続けるしかないですね。

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