静電気防止法とは。簡単にできる対策方法

もうすぐ冬ですね。冬になると、本当に嫌なのが静電気。
先日の更新したブログ(ナイロンとポリエステルの違いとは?2大化学繊維の成り立ち)で生地の事をいろいろ調べてたらなぜ静電気が発生するのかみたいなことが分かって来たので鞄とは関係いですが、今日は静電気がなぜ発生するのかとか静電気の防止法を紹介したいと思います。

まあ鞄とは全然関係ないですけどよろしくお願いします。

IMG 7568工房のシンク。結構バチバチ静電気がきます

なぜ静電気が発生するのか

電気は、プラスとマイナスがあります。
マイナスが移動することによって、ライトがついたりします。
プラスはマイナスが移動するのを助ける役目をしています。

物体にはそれぞれマイナスが帯電しやすいものと、プラスが帯電しやすいものがあります。
それぞれの物体はバランスを保つためプラスの物体がマイナスを電気を欲しがったり、マイナスの電気を減らそうとしたりしています。

この2つの物体が触れ合った時にマイナスの電気がプラスの方へ移動します。
この移動が静電気発生の仕組みです。

と↑の動画が教えてくれました。

要するに静電気は帯電した電気の移動なんですね。

ナイロンはプラス、ポリエステルはマイナスが帯電やすい

ブログ(ナイロンとポリエステルの違いとは?2大化学繊維の成り立ち)では、紹介しませんでしたが、じつはナイロンはプラス、ポリエステルはマイナスの電気が帯電しやすいんです。
これも、2大化学繊維の違いのひとつですよね。

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表で分かるように、左に行くほど(毛革)プラスの電気を帯電しやすくて、右(塩化ビニール)に行くほどマイナスの電気を帯電しやすいんです。

この表で、プラスとマイナスが離れている位置にあるほど、静電気は発生しやすいです。
なのでウールのセーターを着てポリエステルのジャケットを着ると、バチバチ静電気が溜まりやすいです。
逆に、アクリルのセーターにポリエステルのジャケットもしくは、ウールのセーターにナイロンのジャケットなどを着ると、静電気が発生しにくいと言えます。

具体的な静電気対策

ここでは、静電気に対してどんな対策をとればいいか紹介します。

何かにタッチして静電気を逃がす

静電気を逃がすために、木の床や、コンクリートの壁にタッチするという方法があります。
まあまあ有名な放電方法ですが、木や、コンクリートは電気を通すのでそっちに、溜まった静電気を逃がすんです。
しかも、ゆっくり電気を逃してくれます。

静電気が溜まっている状態で鉄(シンクや蛇口)に触れるとばちってきますよね。
それが、先に木の床やコンクリートの壁にタッチしておくと、バチって来なくなります。

他にも、紙やレンガをタッチしておくのもおすすめです。

静電気除去グッズで対策

いろいろ静電気除去グッズがあるみないなので紹介します。

●静電気防止スプレー 無香料 160ml

●コランコラン Sガード ネックレス colancolan 静電気除去ネックレス (M(約45cm), ブラック)

●ぺんてる 静電気除去グッズ ビーシェイプ ホワイトパール パール&ブルー EASB3-9

最後まで読んでくれてありがとうございましたm(__)m

鞄にはあまり関係のない静電気対策の話でしたが、まあ生地つながりということで(^o^;)
僕は毎年、ウールのセーターにポリエステルのジャケットを着て仕事をしていました。
なんで、僕にはこんなに静電気がバチバチ来るのか不思議でしたが、解決しました。

ちなみに僕、静電気がめちゃくちゃ苦手です。
バチッって音がすると、その音よりだいぶ大きい音で僕のウワッっていう叫び声が聞こえる程です。

もうひとつ、ちなみに、くみこちゃん(おくさん)はそういう小さい痛みは無視するそうです。
はじめてその話を聞いた時、僕が彼女を理解するのはそうとう時間がかかりそうだなと思いました。

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