帆布のカバンにはいろいろあるのですが、帆布の生地自体にもいろいろあります。
例えば同じ帆布でも洗い加工を施して在るものや、今回取り上げようと思っているパラフィン加工、他にもPCV加工など様々です。
僕らカワニシカバンプロダクトでは、ただの帆布ではなく、パラフィン加工を施した生地を使用しています。そんなパラフィン加工についていろいろ調べてみました。
そもそもパラフィンって?
早速ウィキペディア先生に聞いてみました。
パラフィン(固形)
常温において半透明ないし白色の軟らかい固体(蝋状)で水に溶けず、化学的に安定な物質である、成分は主にノルマルパラフィンの炭素数20以上の混合物であり、融点については用途により異なる。日本に於いては単にパラフィンと呼ぶ場合が多いが、ケロシンとの混同を避ける為、特にパラフィンワックスとも呼ぶ。ロウソク、クレヨン等で身近に使用され、生活場面ではしばしばロウとして扱われるが、化学的には日本のロウと西洋のワックスは全く異なるので留意する必要がある。
パラフィン – Wikipedia
うーん。ロウソクのロウってことであっているのでしょうか。。。一応、ロウソクの方を調べてみました。
ろうそく (漢字表記:蝋燭あるいは蠟燭、英語: candle キャンドル)とは、綿糸などを縒り合わせたもの(ねじりあわせたもの)を芯にして、芯の周囲に蝋(ろう)やパラフィンを成型したもののこと。
ろうそく – Wikipedia
あ、やっぱりロウソクのロウであっていますね。
パラフィンとはロウソクのロウです(^^)
では、パラフィン加工とは
パラフィン加工とは、昔から使われていた技法で、生地にロウを染み込ませて、防水機能をもたせる加工です。
特徴としては生地の中にロウを染み込ませるので、生地(特に黒)の表面に少しの折り目なのどで、白い線が入ります。
これは生地の特徴であって、不良品ではないので、気をつけてくださいね。
実は、カバンを作り出してはじめの頃は、パラフィンの帆布の黒の生地に白い線が入ってしまうのを不良だと勘違いして大騒ぎをしたことがあります(汗)
恥ずかしい過去です。笑
防水ってどれくらい?
生地の防水具合を調べるには、霧吹きを使って水の浸透具合を見るのが一番わかり易いです。
画像は僕らが使ってるパラフィンの帆布なんですが、バッチリ水を弾いていますね(^^)
もちろん霧吹きで水をかけています!
洗ったらパラフィンはなくなります
パラフィン加工は基本的に洗うととれてしまいます。
なのでお手入れは基本的にブラシでしたほうが良いと思っています。
けれどどうしても洗いたいときってありますよね。
そういう場合は、パラフィンを諦めて洗っちゃいましょう。笑
意外とスッキリするし、さらに意外といい雰囲気もでます。
特に僕らの作っているカバンなら、かなりしっかり縫製をしているので、大丈夫です!
ただ、風合いはかわりますよ!
もし破れたり縫い目がほつれたりした場合は、何かあったら補強しますので、お問い合わせフォームからご連絡ください(^^)
ちなみにabb(アベベ)はこちらから
[blogcard url=”http://shop.kawanishikaban.com/shopdetail/000000000009/fm/page1/order/”]
最後まで読んでくれてありがとうございました。
現在カワニシカバンでは商品開発中で、パラフィン加工がしっかり施された帆布を使ってカバンを開発中です!
このブログだけじゃなく、カワニシカバンのフェイスブック、Instagramでも近況報告をしていますので、よろしくおねがいします(^^)