リュックとバックパック、デイパックの違いって?なんて呼びますか?

リュックサック、バックパック、デイパックそういえばラックサックというのも作ったことがあります。
僕らは縫製工場なので、基本的には、お客様の言われたとおりの名前で指示書は作りますが、呼び名は大体「リュック」です。笑

Canvas satchel girls backpack backpacks in style
アメリカのネットショップで見つけた。これかわいいですね。
https://goo.gl/nGuvAl

カワニシカバン(@kawanishikaban)です。

リュックサックはドイツ語、バックパックは英語

調べて見たら早速答えがでました。
やはりgoogle先生は便利で何でも知っていますね。

「バックパック」とは、「背中に担ぐ荷物袋」を表す英語で “backpack” と書きます。
「リュックサック」とは、「背中に担ぐ荷物袋」を表すドイツ語で “rucksack” と書きます。

バックパックは英語で、リュックサックはフランス語はじめに出てきたラックサックは、多分僕が勝手にラックサックと読んでしまっただけで、どうやらこれはドイツ語をそのまま日本語読みしただけのようです(´・ω・`)

デイパックというのは、1Dayパックのことで、小型のバックパックのことです。

サックとはドイツ語でカバンとか、バッグの意味で、英語でもsackってあります。

ちなみにフランス語ではsac à dosと書いてサクドと読みます。

アメリカのバックパック

ノースフェイス。バックパック。

アウトドアプロダクツのバックパック

ノースフェイスも、アウトドアプロダクツもアメリカ西海岸で始まったブランドです。
他にもパタゴニア、グレゴリーなど、アメリカの西海岸でできたアウトドアブランドは沢山あります。
どのブランドもバックパックは作っています。
デザイン面でもよくできていますが、機能面でもよく考えられているものが多く僕も大好きです。

ドイツのリュックサック

ドイター社ののリュックサックです。
うーん。よくあるアウトドアよりのバックパックとなにがちがうのか??って感じたので、調べてみました。

ドイター社は1898年にドイツのアウグスブルクで創業のだいぶ由緒あるブランドですね。
第一次世界大戦の前から存在するメーカーさんということになります。

バックパック(ここはあえてバックパックといいます)を製造し始めたのが1900年台前半で、1910年くらいからバックパック事業が拡大。
1930年に発表された「ドイター・タウエルン」はバックパックが背中に密着しないように工夫された構造になっていて、以後30年にわたって販売されたそうです。

30年と言うと20歳から職人さんをはじめた人なら50歳になってしまうほどの長さです。
そうとう熟練さらたのでしょう。

そんなドイター社をもっと知りたい方は

https://goo.gl/g9DDFf←ドイター社さんのサイト(ドイターヒストリー)
https://goo.gl/i21t3p←ドイター特集(ナチュラム)

ドイター社さんは背中に密着しないバックパックにこだわり製造を続けているメーカーさんのようです。

さて、お気づきでしょうか、ドイター社さんのサイトをご覧になって頂いた方もいらっしゃるかもしれません。
そうです。
な、なんと!ドイツの名門リュックサックメーカーであるはずのドイター社ではリュックサックではなく、バックパックと表現しているのです!

結論。最後まで読んでくれてありがとうございます。

リュックサックはドイツ語。
バックパックは英語です。
そしてデイパックは1dayパックのことです。

リュックサックとバックパックの違いについて考えてきましたが、僕としては、バックパックと表現した方がちょっとかっこええでしょう。という結論に達しました。
まあドイツのリュックメーカーもバックパックと表現していることですし。

が、普段の生活で、しかも縫製工場の現場でバックパックと呼ぶのはどうも照れくさいので、リュックと呼ぶつもりです。
ただ、もし僕が、リュックを販売することになったら、確実に

このバックパックは。。。( ̄ー ̄)

なんて感じで気取って説明するのは間違いないでしょう。

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