カバンの価値というのはデザインやブランドネームでも決まりますが、何と行ってもおおきな割合を占めるのが使っている「素材」です。
簡単に言うと良い素材を使っているカバンの価値は高く、そうじゃない素材を使っているカバンはそうじゃないのです。
今回は、「クラウドファンディングサイトの「Makuake」で目標金額の500%を達成し、集まった金額は優に250万円を超える大人気商品となったあのseow(セオ)」が一回り大きくなったseowL(セオエル)に使用されている様々なこだわり素材とその素晴らしい機能をご紹介します!
seowL(セオエル)のこだわり素材
カワニシカバンプロダクトは「戦うビジネスマン」に向け、スーツと相性抜群のデザインで、大容量、撥水、衝撃吸収性、仕事のしやすさ、長時間使用でも疲れない快適さ、蒸れ防止、などあらゆる側面から働く人たちをサポートできるビジネスリュックを作ろうと良い素材を探して東奔西走してまいりました。
バリスティックナイロン
seowL(セオエル)は、なんと軍用の防弾チョッキでも使われているCORDURAブランドの「バリスティックナイロン」という通常のナイロンの約7倍の強度を持つ強靭なナイロンを使ってつくられています。
CORDURAブランドのナイロンはアウトドア、ビジネスシーンで使用するバッグなどにも使われている素材です。
そのCORDURAブランドのナイロンを販売している「インビスタ社」は、もともとアメリカの3大財閥のひとつ 「デュポン社」内の繊維部門でした。
その後「デュポン社」から分社され、今は子会社になっています。実は「ナイロン」という化学繊維の素材名は、元をたどると開発した「デュポン社」独自の商品名でした。
それが今や世界中で認識される素材の名前として流通しています。化学繊維製品開発の元祖とも言うべき会社なんですね。
その「インビスタ社」が手懸けるCORDURAバリスティックナイロンは、軽量であるにもかかわらず、磨耗、引き裂き、擦れに強い特徴を持つので、戦闘訓練に必要な様々な装備に使用されているほどです。
特に防弾チョッキにも使用されているということで、その素材の信頼性を推し量ることができます。
もちろん、バリスティックナイロン自身が防弾というわけではないですが、防弾チョッキが使用される「超悪条件」下での使用に適しているほと強靱な素材であるという証です。
YKKの止水ジッパー
コーデュラナイロンは撥水機能に優れています。雨の日にリュックの中身が濡れているか心配する必要はありません。
でも、注意深いあなたなら「ジッパーの部分から浸水してくるんじゃないの??」と思われるかもしれません。
でも大丈夫!
seowL(セオエル)のジッパーは水の浸入を許さない「YKKの止水ジッパー」を使用しているからです!
止水ジッパーとは、ファスナーテープの表面をポリウレタンフィルムでラミネートし、止水性を持たせるように処理したファスナーです。
ミシンでの縫製部分があるため完全防水という訳ではないのですが、少々の雨なら十分に中身を守ってくれる頼もしいジッパーです♪
メインポケットには、すでに止水性のあるYKK止水ファスナーの上に被せるように、更にファスナー隠しを取り付けて「耐水機能」と「防犯機能」をダブルで向上させています。
水からも、犯罪からも大切な荷物を守ります!
エルバマット
部分使いで使用しているレザーは、エルバマットというレザーを使用しています。このレザーは1000年の歴史を持つイタリアの伝統的なバケッタ製法で作られています。
このレザーの素晴らしさは小さなスペースだけでは伝えることができないので、1記事書いてしまいました!
全ての工程が手作業で、なめしの工程では環境保護に配慮し、「100%植物由来」の原材料のみをなめし剤に使用しております。
この工程があるからこその革の変化を楽しめます。
気になるお手入れは。。。
革自体にしっかりオイルが入って居ますので必要ありませんし、水に濡れた際も、タオルなどでさっと拭いていただければ大丈夫です。
防臭抗菌クリーン綿オックス
裏地には、防菌・防臭機能に優れた「クリーン綿オックス」を使用し、菌の増殖を防ぎ、嫌なニオイから守ります。「クリーン綿オックス」は繊維評価技術協議会(繊技協)が認定した青マーク認証基準の信頼できる素材です。
夏の暑い時期の悪臭の原因になりやすい雑菌の発生を防ぎます
いかがでしょうか?
バリスティックナイロンを始めYKKの止水ジッパー、エルバマット、防臭抗菌クリーン綿オックスなどを使うことで、より快適に使いやすく、エイジング(経年変化)まで楽しめるビジネスリュックに仕上げました。
では次は気になるseowL(セオエル)の優れた機能についてお話します!
お楽しみに~♪