カワニシカバンプロダクトの商品の一部はイタリアンレザーを使用していますが、最近は国産レザーも使っています。
特に、よく工房に遊びにきてくれる、瀬戸内生まれのセトウチレザーさんは要望も聞いてくれてかなりいい感じで仕上げてくれるので、いつもワクワク點せられているんです。
今日はそんなセトウチレザーさんを紹介します。
瀬戸内生まれのセトウチレザーって?
セトウチレザーさんは、兵庫県たつの市生まれのレザーブランドです。レザーブランドと言っても小物やバッグを作っているのではなく、革自体を作っているブランドです。
瀬戸内海に流れる一級河川揖保川の近くにあり、そこで皮を革に変えるタンナーさんなのです。
タンナーさんって?
皮(原皮)とは動物の体から剥いだままの状態をいいます。
この皮(原皮)をそのままにしておくと腐ってしまうんです。
そこで、皮が腐ったり、変質しないように「なめし」という加工を行います。
なめし剤が革の主成分であるコラーゲン蛋白質と科学的、物理的に結合することにより、皮は革になるそうです。
そのなめし加工をしてくれてるのがタンナーさんなんです。
原皮へのこだわり純国産のレザー
さらにセトウチレザーの原皮は基本的に日本で生まれ育った牛や馬をなめして作っているので、正真正銘の日本製を実現しているんです!
以前日本の原皮は海外から輸入しているものが多いと聞いていたので(どう考えてもアメリカ人やヨーロッパ圏の人たちの方が沢山肉をたべますもんね)、この話を聞いたときはかなり驚きました。
機能性レザーも得意
洗濯ができるレザーや、防水のレザーなどもつくることができます。
革本来の良さを伝える技法を用いて、革のデメリットをメリットに変えていくことに真剣にとりくんでいるそうです♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。
瀬戸内地域でものづくりしたいんですよ〜。って言いながらだべっていた彼らですが、本当に動き出すとは思ってなかったのが正直なところです。ウチでは、ファミリアシリーズの商品で使っています。本当にいい革です。
よかったら見てください♪
セトウチレザーを作っているオンフリークさんへの問い合わせは、
onfleeeek1173@gmail.com
まで