革を裁断する機械たち。男たち。

写真 2016 04 30 13 13 17
狭いところで革全体を撮ろうとしたら、なんな酔いそうな画像になってしまった。

カワニシカバン(@kawanishikaban)です。
お気に入りの台湾料理屋さんが閉店していました。
だいぶショックです(´・ω・`)

今日は革の裁断の話です

今日は革の裁断の話です。
カバンでよく使う素材の革なんですけど。
結構というかだいぶ高くて最近じゃ1デシ(10cm×10cm)が100円を超えてしまうのもざらです。
ってことは、もしオールレザーのちょっと大きめのボストンバッグで100デシくらい使ってしまうと簡単に原価が10000円になってしまいます。
恐ろしい素材です。革。

さてその恐ろしい素材の革、この裁断はこれまた恐ろしいことにカバンの1パーツ1パーツ裁断するんですよ!
人が!!
しかも、革は元々動物(当然ですが)なので1枚1枚違います。大きなキズなどもあります。それをよけながら、ひとつひとつ裁断するんです。
まあまあ大変です。

革を裁断する道具

そして裁断はこんなのを使います。

写真 2016 04 30 13 16 08直断機

写真 2016 04 30 13 16 28クリッカー

あと忘れちゃいけないのが

写真 2016 04 30 13 17 16
抜型

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いっぱいの抜型

です。

道具の使い方

直断機やクリッカーはボタンを押すと、上から鉄の固まりがドーンと降りて来る機械です。
抜型はクッキーの型抜きの要領で、革を裁断するための刃物です。

直断機やクリッカーの台の上に革を置いて裁断したい場所に抜型を置いて、でスイッチを押すと鉄の固まりがドーンと降りてきて、はい裁断OKって感じです。

わかりにくいので画像を交えてもう一度

写真 2016 04 30 13 16 08直断機やクリッカーの台の上に革を置いて
写真 2016 04 30 13 15 57裁断したい場所に抜型を置いて
写真 2016 04 30 13 18 39スイッチを押すと鉄の固まりが
写真 2016 04 30 13 18 50ドーン
写真 2016 04 30 13 19 02はい裁断OK

こんな感じで革を裁断します。

これが意外と大変なんです。職人さんには本当に感謝です。

今回は小さい抜型を仕様して裁断しましたし、文章の感じからすると、意外とあっさりできるんじゃないのと感じたのではないでしょうか。
でも実際に裁断してみると大きいパーツになると70cm×70cmとか、120cm×3cmとかにの抜型もあったりしますし、それらの抜型は大きいだけあって重いので、100、200と裁断するとなると、やはりかなりの重労働になるんです。
革も重いですしね。

しかも、革はキズなんかでもまあまあトラブルがあるので、それらを全ていい感じでどないかしてくれる革裁断の職人さんにはいつも感謝しています。

あまりに忙しい時には僕も裁断する時もありますが、1日すると相当疲れます。

デシ??

ところで、革の面積を表す言葉をデシというのですが、コレ多分、小学生の時に習った1L(リットル)、1ML(ミリリットル)の間にあった、1DL(デシリットル)のデシだと思うんです。

一体こんな単位どこで使うんよ!と当時からこの仕事をする前まで、頭の片隅で思っていたそのデシが、まさか大人になってつかうとは!!人生何が役に立つか分からないよね〜。と一人で思いました。

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かばんやのかわにし

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