カワニシカバンのビジネスリュックのseow(セオ)とクラッチバッグのkoshi(コシ)はCORDURA(コーデュラ)の1680デニール、別名バリスティックナイロンを使用しています。
本日はなぜこのナイロンを使用しているかについて書きます!
バリスティックナイロンを使っているシリーズをFELLRAGE(フェレッジ)といいます
カワニシカバンの商品は使用する生地や革雰囲気によってシリーズ分けをしています。
オーダーメイドの商品はborsaOccidenteシリーズ、帆布やダック生地で作り、カジュアルな雰囲気の商品はfamiliarシリーズといった感じです。
で、FELLRAGE(フェレッジ)シリーズは、CORDURA(コーデュラ)のバリスティックナイロンを使用して作るビジネス系のバッグです。
FELLRAGE(フェレッジ)の意味
FELLRAGE(フェレッジ)とははfellow(仲間)とcourage(勇気)を足して造語です。
カワニシカバンは、ずっと下請けのかばん工場でやってましたが、下請けから脱却に挑戦できたのは、周りの協力してくれるみなさんやいろんなことに挑戦している人応援していただいて一歩前に出れたように思います。
そんな風に頑張っている人を応援できるバッグを作りたいと思いこの名前をつけました。
ロゴには『開いた本』『羽ばたく鳥』『算盤の玉』で盾の輪郭を作り、2本の剣で『共に戦う仲間』を表し、王冠で『勇気』と『勝利』を表しました。
CORDURAバリスティックナイロンは防弾チョッキの素材としても使われています
と、いうわけでそんな頑張っている人はどう考えてもハードな日々を送っているはずです。
そこで、僕らはCORDURA(コーデュラ)バリスティックナイロンを使用することを決めました。
CORDURA(コーデュラ)バリスティックナイロンは軍事用ボディーアーマーや防弾チョッキにも使用されている素材で、非常に強力で、引き裂きや摩耗にも強い抜群の耐久性を持ち、最大限の耐久性と長持ちする性能を実現した素材なのです。
まさにぴったりや!
と思いました。
厳しい現代に立ち向かう武器としてのバッグを作りたかった
いろいろ世の中ではAIやLoTと変化は激しいですが、そういった変化の中で頑張ってる人って本当にたくさんいると思います。
そんな方のお手伝いができるとしたら、ぼくらはやはり安心して使えるカバンを作ることだと思っています。
さらに言うなら、FELLRAGE(フェレッジ)シリーズのバッグは作るのが結構大変です。自社の利益だけを考えるとやらない製法や使わない素材も使用しています。そういった箇所を作ることで、カバンは光ると思っています。
そんなカバンをお客様が持つことで、『オレもちょっとがんばろっかな…』なんて思ってもらって、少し背筋が伸びる。そんなカバンを作りたいと思って、FELLRAGE(フェレッジ)シリーズのバッグを作っています。
少し背筋が伸びるっていうのは、一生懸命頑張っている人に会った時、自分ももっとがんばらないとな!なんて思う時に感じる感覚と近いと思っています。
まとめ:CORDURA(コーデュラ)バリスティックナイロンを使う理由
ちょっと暑苦しいブログになってしまいましたね。。。(笑)
正直に言いますと、以前のブログ(バリスティックナイロンとは?強度最強の裏に欠点が!)にも書きましたが、CORDURA(コーデュラ)のバリスティックナイロンって縫うのが、だいぶ大変なんです!
裁断すれば刃はすぐボロボロになるし、数枚重ねると厚くて縫えなくなるし、カバンを作る側としては、ある意味欠点の多い素材です。ですが、それでもその素材で作って、お客様に提供する価値のある素材だと僕らは信じて作っています。
ですので、是非見ていってください!