カワニシカバン(@kawanishikaban)です。
日曜日はほとんど、仕事の電話がならないので、仕事が捗ります。
最高です!
カワニシカバンはOEMばかりやっているので、自社ブランドはありません。
正直自社ブランドをやる自信がありませんでした。
去年の秋ごろ、東京からお得意さんが4人の団体で来たことがあります。
時々仕事を入れてくれるお客さんで、僕としては、ある時期ともに戦った戦友的な存在だと勝手に思っている人がいるんですけど、その彼と、その彼に仕事を出してる、アニキみたいな人と、もう2人(メガネ)です。
そのアニキみたいなひとは戦友君経由で仕事をくれます。
彼らはみんな自分のブランドを持っていて、かなりうまくいっているみたいで正直羨ましく思いました。
ひとしきり、工場を見学した後に高松で合流して、飲みに行きました。
その時、アニキみたいな人に…『アニキみたいな人』言いにくいので、もーアニキにします。で、そのアニキに
「川西くんも自分のブランドやっちゃいなよー」
的なことを言われた時に、僕が言ったのは
「いやー僕は無理っすわー。みんなみたいなすごいカバンを作る技術ないですし…」
そーなんです。彼らは、僕らが作るカバンとは違ったカバンを作る技術を持っているんです。
なんかねー。すごいんですよ。めんどくさそうやし、まあすごいんですよ。
詳しい説明は難しいので、また機会あれば紹介しますが、革のめんどくさい感じのカバンが僕らは苦手です。
そんな僕にそのアニキは
「いやいやそれは違うやろー。川西くん。
ぼくね、音楽やってたんですけどね。ギターとか上手いヤツなんかいっぱいいるんですよ。
で、本当に上手い音楽だけ、聞きたかったら、クラッシックばかり聞けばいいんですよ。
でも、違うでしょ!」
「その音楽がどれだけ、熱いか?と違う??
カバンもそれと一緒だと思う。
そのカバンを作るのにどれだけ、熱い気持ちがあるかでしょ!」
いやー衝撃でした。僕、そんなこと考えたことも無かったらからかなり衝撃でしたよ。
でも、同時にほんまやなー。と思いました。
今、出回ってるカバンや服にもどーなんこの縫製??しかもこの値段!
みたいな商品を見かけることも、ありますけど、でもそれって、買うお客さんにとってはそこまで大事なことじゃなくて、それよりも、その商品のバックグラウンドとか、その商品を売ってる店、値段とかの方が大事なような気がします。
当然製品のクオリティー、縫製のクオリティーは大事です。当然です。
けど、なんかうまく言えないですけど、新しい技術とか、僕の持ってない技術があるからと言ってそれがダメだっていう理由には全然ならないですよね。
そんなわけで、僕が自分のブランドをしない理由は
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別にない!!
です。
だからそのうちするかもよー。笑
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